KPBオペラ・リートマスタークラス2018終了報告

去る7月22日(日)、東京の代官山ENAスタジオにてKPBオペラ・リートマスタークラス2018が行われました。受講生&聴講生は愛知や和歌山などの遠方からも集まり賑わいました。講師はKPB常任指揮者の宮嶋秀郎氏に加え、同士の学友で共に学んだ母校オーストリア国立グラーツ芸術大学にて現在講師を務める長田陽介氏を交え、ダブル講師にて行いました。両者は声楽出身でコレペティトアで共通点の多い友人、そして得意分野が宮嶋氏はオペラ、長田氏はリート、2人が組むことでバランスのいい奥の深い内容となりました。

 

日本ではまだまだ正確に認知されていないコレペティトアと言うジャンル、2人それぞれの経験をもとに丁寧に説明した午前中の対話に続き、午後は早速それらの実践となる公開レッスンを行い、受講生も聴講生も新たな本場の体験をしました。受講&聴講された方々からも、貴重な体験をした、勉強になった、などの声が上がり、大いに盛り上がりました。

 

KPBではこれまでにもコレペティトアや伴奏に着目した内容のセミナー等を行ってきたことはありますが、今回本場で学び活動する2人が組んだことにより、より深くレベルの高いものとなりました。また今後ともこのような企画ができればと考えております。彼らにしかできないオペラ&リートの世界、乞うご期待!

 

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新著書出版

間もなく7月22日(日)にKPB常任指揮者の宮嶋秀郎氏が学友の長田陽介氏(オーストリア国立グラーツ芸大講師)とコレペティのマスタークラスを行いますが、このマスタークラスを記念しまして宮嶋氏より著書”コレペティトア~訓練と実践”が出版されました。まだまだ日本では正確に認知されていない職種であるコレペティトア。どういう者なのか、どのように訓練するのか、いかにしてなるのか等、オペラ指揮者&コレペティトアとして活動する宮嶋氏が、ヨーロッパでの留学と実践の経験から分かりやすく解説しています。

 

コレペティトアについてご興味のある方、これから学びたい方、勉強されている方で疑問を持ったり行き詰まったりしている方、そんな全ての方々へ向けた国内初のコレペティの専門書になります。少しでも多くの方々に参考にして頂ければ幸いです!本書は、Amazonからご購入頂けます。

 

Korrepetitor

KPBオペラ・リートマスタークラス2018

来る7月22日(日)、KPB常任指揮者の宮嶋氏が、留学時代の学友の声楽伴奏者・コレペティトアの長田陽介氏(オーストリア国立グラーツ芸大声楽科講師)を招き、本格的なオペラとリートのマスタークラスを行います。共に本場の同じ環境で学び活動し、また共に元声楽科出身という声楽に対する専門的知識と経験を持ち、現在も共にコレペティトア。日本ではおそらく初めてかもしれない貴重な機会となるでしょう。

 

現在、聴講生を募集中です。詳細は以下にございます。ご興味ある方はお気軽にお問合せ下さい。尚、申し込み締め切りは今月中となっておりますので、ご希望の方はお早めに。

https://kammerphilharmoniebaumkuchen.wordpress.com/category/講習会案内/

 

代官山オペラ始動

この春に結成されたばかりのKPB傘下団体の代官山オペラ、去る6月9日のオープニングコンサート行い、ついにその活動が指導致しました!

 

この団体は、KPB常任指揮者の宮嶋秀郎氏の発案で、お洒落な街代官山にてオペラ演奏を、それによりまだオペラにあまりご縁のない方々にも気軽にご来場頂きオペラに興味を持って頂けるような、そんな思いからのアイディアでした。そしてこれまでのKPBの公演などで知り合い打ち解けた声楽家数名と意気投合し、今回の結成に至りました。オペラ歌手が有名なアリアと重唱を歌い、解説付きにてオペラの音楽を紹介していく、そして枠のないアットホームな空間を目指して、これらにこだわり多くの方々が持っているであろうオペラに対する敷居などの先入観を取り払い、さらに演奏家と近い距離で音楽を楽しんで頂き、オペラに興味を持って下さる方が増えて行けば、それこそが代官山オペラが目指す世界です。舞台上演を行うオペラ団体が多い中、代官山という土地の特徴でもあるこじんまりとした落ち着いたお洒落な空間を生かし、あえて音楽のみで代官山らしい空間を作って行きたいと思っております。

 

来る9月より、初シーズンが開幕致します。是非カフェに立ち寄るように九ガルにご来場頂ければ幸いです。どうぞご声援よろしくお願い致します!

 

DO1A

DO1B

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オープニングコンサート主演者による集合写真

(左から、宮嶋秀郎/前、石川智範/後、衣笠愛子、平野真理子、尾崎陽子、幸田敦/後)

 

KPB弦楽オーケストラセミナー2018終了報告

去る4月30日(月祝)、代官山ENAスタジオにてチェコフィルメンバーらで構成されるApollon Quartetを迎えての弦楽オーケストラセミナーが行われました。午前中はKPB常任指揮者の宮嶋秀郎が中心となりKPBメンバーの遠藤記代子、岡田邦子、高城晶一、浅井久美子(客演)らが指導に当たり準備、午後にクァルテットとKPBと関わりが深く今回同クァルテットの日本ツアーをプロデュースするチェコ人コントラバス奏者J.ロハン氏が加わり、本場チェコのA.ドヴォジャークの弦楽セレナーデを存分に学び楽しみました。その後、クァルテットのミニコンサートと後に交流パーティーを行い、中身の濃い楽しい時間を過ごしました。

 

今回は、北は北海道南は関西から本当に沢山の受講生が集まり、そしてクァルテットメンバーの熱い濃い指導があり、活気のあって盛り上がったセミナーとなりました。多くの受講生は彼らより強い刺激を受け、思いっきり本場の音楽を感じることができました。日本にいて本場の一流の演奏家と近く深く接する機会は滅多にないことで、集まった受講生は皆幸せな気分になったり、感動したり、最高な時間となりました。

このようにチェコ人の弦楽奏者らと弦楽セミナーを行うのは今回が4回目でした。今後ともこのような企画ができればと思っております。ご興味持って頂けた方は是非お気軽にご参加ください。

 

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集合写真(中心にApollon Quartet、右端にJ.Rohan氏)

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セミナー風景

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セミナー風景

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Apollon Quartetミニコンサート

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Apollon Quartetミニコンサート&J.Rohan

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交流パーティー

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交流パーティー

 

KPBオペラ・リートマスタークラス2018

この度、KPB常任指揮者でオペラ指揮者・コレペティトアの宮嶋秀郎氏が、留学時代の学友で2人の母校のオーストリア国立グラーツ芸術大学声楽科にて専任講師をつとめる声楽伴奏者&コレペティトアの長田陽介氏を招き、コレペティのマスタークラスを開催致します。両氏は共に本場の同じ環境で学び活動することに加え、共に元声楽家(声楽科卒)という経歴を持ち、単に指揮者・コレペティトア・伴奏者としてというだけではなく、専門的に声楽を深く理解し実践できるという共通点を持っております。そんな2人が、本場のオペラ・リート、そしてコレペティトアとは何かをお伝え致します!

 

  • 日時&場所

2018年、7月22日(日)10:00~17:00/代官山ENAスタジオ

(東京都渋谷区恵比寿西2-17-12 B1F)

 

  • 講師

長田 陽介/声楽伴奏者&コレペティトア・オーストリア国立グラーツ芸術大学声楽科専任講師

宮嶋 秀郎/オペラ指揮者&コレペティトア・KPB常任指揮者

 

  • 内容

10:00~12:00/対談:コレペティ・伴奏・オペラ・リート等について

13:00~17:00/公開レッスン

 

  • 募集

受講生:定員4名/声楽家3~4名、コレペティトア1~2名

受講生の募集は終了しました

聴講生:定員30名程度

聴講生の募集は終了しました

 

≪公開レッスン曲目≫

リート

F.シューベルト/ガニュメート、春の信仰

R.シューマン/“女の愛と生涯”より、リーダークライスより

オペラ

W.A.モーツァルト“ドン・ジョヴァンニ”より、デュエット(コレペティ課題)

W.A.モーツァルト“魔笛”より、パミーナのアリア

G.プッチーニ“つばめ”より、ドレッタの夢

A.ドヴォジャーク“ルサルカ”より、月に寄せる歌

  • 受講資格

声楽家:音大声楽科もしくは同等レベル以上で、プロ志望もしくはプロ歌手の方

コレペティトア:コレペティトアを志す者もしくは活動中の者(学歴・経験は問わない)

聴講生:制限なし

 

  • 費用

受講料:¥15,000(レッスン代・対談・聴講料含む)※公開レッスンは各60分になります

聴講料:¥5,000(対談・公開レッスン聴講料含む)

 

  • 課題曲

任意のオペラアリアとリート(歌曲)。ただしいずれかをドイツ語作品にすること。コレペティトアの方はオペラはアリアでも重唱でも可、オペラもリート(歌曲)も弾き語りできるように準備すること。

 

  • 申し込み方法

受講生

KPB事務局(kpb_toyko@yahoo.co.jp)へ、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス、受講形態(声楽orコレペティトア)、希望曲(オペラ&リート)、簡単な音楽歴を添えてお申し込み下さい。折り返し確認メールを致しますので、その後所定の口座に受講料をお振り込み頂き、確認が取れましたら受理となります。尚、お振り込み頂きました受講料はいかなる場合でも返金致しかねますのでご了承下さい。

 

聴講生

KPB事務局(同上)へ、氏名、電話番号、メールアドレスを添えてお申し込み下さい。折り返し確認メールを致しますので、その後所定の口座に聴講料をお振り込み頂き、確認が取れましたら受理となります。尚、お振り込み頂きました聴講料はいかなる場合でも返金致しかねますのでご了承下さい。

 

申込締め切り:2018年、6月29日(金)

※聴講ご希望の方は締め切り前にお申し込み頂き聴講料をご入金下さい

 

振込先口座

ゆうちょ銀行 普通預金 10110‐10297451 名義:バウムクーヘン室内管弦楽団事務局

この口座を他金融機関からの振り込みの受取口座として利用される際は次の内容をご指定ください

【店名】〇一八(読み ゼロイチハチ)

【店番】018 【預金種目】普通預金 【口座番号】1029745

 

≪講師プロフィール≫

Yosuke Osada

長田 陽介

(声楽伴奏者&コレペティトア)

筑波大学第二学群比較文化学類(ドイツ文学専攻)を卒業後、2005年10月よりオーストリア国立グラーツ芸術大学においてM.クリートマンに師事し声楽を修める。声楽科在籍時より、G.ツェラー、J.ブラインルの歌曲クラスにて声楽伴奏を両氏に師事。Live Music Now奨学生として、多くの声楽演奏会で伴奏を務める。2013年10月よりはドイツ国立ドレスデン音楽大学大学院指揮科(コレペティツィオン専攻)においてK.H.クノーブロッホに師事。同大学声楽科オペラクラスのアシスタントを務め、同大学院を2015年3月に修了。2014年11月にオーストリア国立グラーツ芸術大学声楽科専任講師(伴奏員)に就任し、これまで数多くの学生の伴奏、音楽指導を担当。また、世界的声楽伴奏者であるH.ドイチュ、C.スペンサー、B.ザコトニック各氏に現在も師事し、さらなる研鑽を積んでいる。2013年8月1日のSt.パウル音楽祭(オーストリア・ケルンテン州)においての歌曲演奏会はオーストリア国営放送ORFにより録音放送される。2014年5月12日には、グラーツの作曲家J.ヴァグネス(1891-1979)の初演演奏会において歌曲とピアノ曲全曲を演奏。ライブ録音がウィーンの大手レーベルGramolaからリリースされている。2018年3月には同じくグラーツ出身の作曲家R.シュトルツ(1880-1975)の声楽曲全曲録音に伴奏者として参加する。2012年より松本発声研究会、音楽団体「クローバー」(長野県松本市)、2016年からはさらにGala工房(静岡県掛川市)より特別講師として招かれ、声楽家と伴奏者のための講習会を毎夏各地で開催。主にドイツ語芸術歌曲の紹介、指導、演奏に務める。

 

 

Hideo Miyajima

宮嶋 秀郎

(オペラ指揮者&コレペティトア)

大阪音楽大学音楽学部声楽科を経て、オーストリア国立グラーツ芸術大学オーケストラ指揮科・コレペティツィオン科に学ぶ。指揮をM.Sieghart氏、コレペティツィオンをW.Doernerの両氏に師事。フランスオペラ界の重鎮J.Perisson氏の指導を受ける。ピアノをウィーン国立音大教授M.Prinz氏に師事。ルーマニア国立放送交響楽団、新ベルリン交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などの各地主要オーケストラを指揮。国内外にて数多くのオペラ公演を指揮、各地にてオペラ指揮者として厚い信頼を得る。チェコ・プラハを中心に行われた第23回Ameropa国際音楽大2016にて、チェコオペラ最高傑作A.ドヴォジャーク“ルサルカ”を日本人指揮者として初めてチェコ国内で指揮、現地にて「貴方が指揮したルサルカはドヴォジャークの音楽そのものだった」との賛辞を受ける。コレペティトア・伴奏者としても積極的に活動し多くの演奏家と共同作業を行う。チェコ国立カレル大学にて伴奏の特別講義を行う他、国内外にて指揮・伴奏・コレペティツィオン・オペラ・声楽等の講習会講師をつとめる。日本には数少ない国際的に確かな評価を得るオペラ指揮者。

 

新研修生決定のお知らせ

KPBの新研修生(コレペティトア)が決定いたしました。今回新しくKPBに加わりますのは、ピアニストの田中初芽さんです。田中さんは国立音楽大学出身で、主に声楽や合唱の伴奏ピアニストとして活動しながらピアノ講師もつとめる方です。オペラの伴奏をする機会が多く、さらに深く追求すべく本格的にコレペティの勉強をされたいとのことで来られました。

 

KPBではすでに2名の指揮研究員がいて、いずれも留学しました。コレペティトアの研修生は今回初めてですが、KPBでは今後とも指揮・コレペティを本格的に学びたい方々を応援していきたいと思っております。ご興味ある方は是非お気軽にお問合せ下さい。

代官山オペラ

この度、KPBの傘下団体として”代官山オペラ”が結成されました。KPB常任指揮者の宮嶋秀郎氏の発案で、皆が憧れるお洒落な街”代官山”にて、この土地に適した演奏スタイルにて、訪れる方々誰もが気軽に立ち寄れるオペラ空間を、との思いから声楽家の友人らに声をかけ結成しました。宮嶋氏のオペラ指揮者&コレペティトアとしての経験はもちろん、企画・運営・プロデュースにも豊富な経験があり、それらを生かしたプロジェクトとなります。

 

来る6月9日、会場となる代官山ENAスタジオにてオープニングコンサートが行われ、秋から初シーズン開幕となります。オペラファンのみならず、代官山を訪れる全ての皆様にオペラを通じてお洒落で優雅なひとときをお過ごし頂ければと思います。

https://daikanyamaopera.wordpress.com/

 

第7回定期公演”ルサルカ”終了報告

去る1月6日(土)、三鷹市公会堂・光のホールにて第7回定期公演”ルサルカ”行われた。ニューイヤーオペラとして行われたこの公演、新年早々沢山のご来場があり、いい雰囲気の中公演を行うことができました。

 

今回の歌手陣は昨夏オーディションにより選ばれた精鋭。これからキャリアを開始する期待の若手から、すでにキャリアのある経験豊富な歌手まで、さまざまな仲間が集まる楽しい現場となりました。それゆえに、皆にとって素晴らしい貴重な経験と交流の場となり、常に刺激のある雰囲気の中集中して練習することができました。

 

この作品、並びにチェコオペラは、まだまだ日本には正確な情報がなく、当然日本の演奏家には知識も経験もありませんが、しかしそんな難解な挑戦も若手のエネルギーとベテランの経験とがうまく重なり合い、充実したものとなりました。そして日本人指揮者として初めて”ルサルカ”を本場チェコで指揮したKPB常任指揮者の宮嶋秀郎氏とKPB、ゲストの元チェコフィルコントラバス奏者のJ.ロハン氏の協力のもと快演、まさに本場のエッセンスを注入し演奏全体を見事に支えました。また今回唯一の友情出演、ウィーンを拠点に活躍する若手メゾソプラノ歌手ロート・陽子氏の歌唱も公演全体を引き締める質の高いものでした。

 

今後日本で”ルサルカ”を演奏できる機会はそう多くはないと思われるが、今回この作品を通じて出会ったチェコオペラというジャンルに、今回の出演歌手陣が何らかのものを学び今後の演奏活動に生かして頂ければ、今回の公演の意味は充分あったと考えます。間違えなくKPB定期史上最大のプロジェクトでしたが、歌手陣の皆様、この公演を支えて下さった全ての皆様へこの場を借りて心から感謝申し上げます。

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ルサルカ:竹内 麻理子

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王子:石川 智範

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水の精:幸田 敦

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魔女:ロート・陽子(友情出演)

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外国の王女:若月 櫻子

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料理人の少年:小林 美央(左)&森番:齋藤 州重(右)

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精霊:大西 恵代、平野 真理子、池端 歩(左より)

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狩人:木越 凌

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カーテンコールより